コロナ禍を経て7年ぶりにイタリアに行く(4/1〜4/12)。2019年の5月にスペイン(バルセロナ)に7日間行く予定だったのだが、まさかの謎のウィルス爆発で計画はご破産に。当初この騒動もひと月くらいで収まるものと見ていたが、少しの望みも淡く消えた。
そんな事を経て今回の旅行である。
正直、何度も行っているイタリア(1年程住んだ経験もあり)だが、何故か物凄くナーバスになっている。それは何なのかよく分からないが、航空券のデジタル化から始まり、全てが加速してデジタル化が進んでいる事のような気がしている。
航空券、列車の切符、ホテル予約、レストラン予約、、、この類はまあ慣れれば何ともないのだが。では何か。
少し綴って後の自分の忘備録としたい。
自分の感性が鈍ったのか、それとも、、、
早朝出発ではないにしても、日帰り弾丸(新幹線4時間、滞在2.5時間)はもう無理なのかな笑。
想像していたモノとは違って、自分は全く狂気を感じなかった、、、。期待が大き過ぎたのかな。
インスタでは、絶賛の嵐だが、なんだろう、空間の所為なのか、、、きれいにまとまっているな、うまく描けているな、こんな感じには普通は描けないな、とは感じたが。
自分の体調なのか、感受性なのか。
もっともっとダークネスで暗くて理解不能なモノを想像していたからか。
そんな中でもこれいい！って作品も何点かあったのだけど。この路線でいって欲しい。
1日経ってみて思ったより興奮していない。
何故だろう？
静かなオープンニングから一気にハードに変わっていくとボルテージは爆上がり。ただ音がうまく聞き取れない。音響なのか自分の耳なのかな。
からまわり、Open your eyes、、、、、
好きな曲は、うほー！きたー！やったー！と自然に体が揺れる。自分が感じる大好きなChar独自のフレーズを生(YouTubeではなく！)で聴いていると思うと🥺で涙が溢れる。
まだ続けてくれている事への感謝かな。
Charは変わらず全身で演奏してる。長いキャリアを未だ第一線で活躍している。大御所には間違いがないが、まずは演奏中はギター少年そのものだ。
それが何より伝わる。ギターが大好きで仕方がないと言うのがバンバン伝わる、、、。
自分に置き換えて見ていた。
あんなに熱中できているのかな。
なんであんなに熱中できるのだろう？
好きが溢れているのだろう？
いや、Charだって職業だから普段からモード変更して、一気に集中して演奏してるんだろうか？
仕事帰りに1人できているサラリーマンの身体の(激しい)揺れと変貌が、とても印象的でした。
johnny louis & char編
まず1日目と両隣が同じ人(男)60から70くらいかな。左の男性が話しかけてくれた、関西弁の方。
眼鏡はブルーライトカットの方がクリアに見えた。
始まりから、自分の知っている雰囲気。危険な、危うく、気だるく、ただならない雰囲気。子供の頃に震えたあの雰囲気。あゝ、、、やっと来たこの時が、、そんな気分。
もう、昨日感じた盛り上がらない感じはそこには無かった。Charも昨日とは違う気がした。2daysだと同じ曲やれないから大変だと言っていたが、最終日だし、終演後トリビュートライブはこれが最後でしょうね、と隣の方が言ってたが、Charにもそんな気分があったように思う。今は亡きお二人に捧げていた気がします。
あとミッキー吉野さんの演奏で幅が出て、楽器が集まって演奏する事って凄いんだ、と強く感じた。なんか凄いなーとただただ感じた。
これがプロフェッショナルて事なんだろう。極めたものをぶつけ合う。プロフェッショナルじゃなきゃできない事。
何か一つが加わる事で幅がぐん、と広がる。
自分の仕事だとなんなんだろうか。
セッションしている感じで終始穏やかで、楽しい空気が充満してた。Charも自分の年齢の事が何度も口から出ていた。やはり年齢を感じているのだろう。
これからどうなるんだろうな。
しかし、Charは洒落てる。話すこともふざけているけど、機転が効いていて洒落てる。だから演奏も洒落てるんだろう。この2日間で気がついた、Charはお洒落なんだと言う事を。
改めて、というか二度書いちゃうけど、隣の方が言った、「こんな事(トリュビュートライブ)はこれで最後でしょうね、我々も含めて大変だし、、、」。
という言葉にはっとした。
そう言う事ですねと。
楽しい2日間でした！
